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剣山~三嶺縦走

一ノ森 山頂付近の枯木

徳島県の剣山は全国区で人気の日本百名山。
徳島県と高知県の県境に位置する三嶺は 四国の岳人から絶大な人気の山です。
山頂間の約14km トータルで約20kmの縦走路です。
以前は藪尾根と言われていましたが この頃はきれいに道が開いています。

午後 剣山の登山口見ノ越に到着。
リフトを使うと あとは約30分の歩きで剣山山頂ヒュッテに到着です。
今夜はヒュッテに泊まりなので のんびりと一ノ森に出掛けます。
ほぼ水平な縦走路からは 剣山~次郎笈へ広がる笹原を眺めます。
笹原に立つ枯木も 剣山周辺の山らしい風景です。

山頂ヒュッテはお風呂も有り 食事のおいしい山小屋です。
ご主人をはじめ スタッフの皆さん 良い人ばかり。
食事をしてもお茶有料の ミズバショウで有名な何処かの山小屋と違い
休憩するだけでも お茶をサービスしてくれる 親切な山小屋です。
朝食時間も4時なんて無理も聞いていただきました。 

剣山

翌朝も晴天に恵まれました。
5時 明るくなるのを待って出発です。
剣山頂からは 笹尾根続きに次郎笈 そして 遠く三嶺が見渡せます。
縦走路と三嶺

今日は これまで何度も登った次郎笈を巻き道でかわします。
振り返ると 笹尾根の向こうに太郎(剣山)次郎の兄弟山が並びます。
剣山と次郎笈

丸山を越えると 暫く樹林の中の道を進みます。
あちこちに 鹿に皮を食べられて 床柱のようになった木々が見られます。
三嶺が正面に迫る 白髪山分岐辺りには 新緑の季節にもかかわらず
葉の無い 枯れた笹原の残骸が広がります。
三嶺と枯れた笹原

一帯は 鹿によって葉を食べられ 笹が枯れているのです。
一ノ森周辺でも キレンゲショウマが食べられて 激減しています。
10万頭の鹿によって 植物が食い荒らされ 山が荒地と化し
山の土砂が崩れ始めているという 危機的状況が迫っています。
三嶺の美しい笹原が失われるなんて のん気な話ではない様です。

現在 防鹿ネット張り作業が進められています。
駆除の許可は下りても ハンターがいないそうです。
開発によって生じた 小さなほころびが 大きなつけとなって
人間に降り掛かってきている様を 複雑な思いで眺めました。

目の前に美しい三嶺が迫ります。
カヤハゲを過ぎると 最後の急登です。
予定より早く お昼前に山頂に立ちました。
元気なメンバー10名の少人数(ツアーとしては)が良かった!

三嶺山頂付近は どちらを見ても 美しい笹原が広がります。
天狗塚への縦走路。
池のある山頂台地。
笹の絨毯の広がる山裾。
そして 歩いて来た 剣山へ続く笹尾根の縦走路。
三嶺山頂付近

たっぷりと休憩し 昼食済ませ いつまでも見ていたい景色を後に
名頃へ向けて下山です。
途中の樹林帯も ここ数年 土砂崩れが進んでいます。
新緑のきれいな森を抜けていき 約2時間で名頃に下山です。 

比較的長い縦走路です。
縦走には まだ暑過ぎず 日の長い 5月が最適な時期だと思います。
健脚者であれば 充分日帰りで縦走可能ですが
こんな理由でもないと 宿泊する機会のない山頂ヒュッテに
敢えて泊まり のんびりと縦走を楽しまれる事を お勧めします。

今頃 白髪分岐あたりは ツツジの花のトンネルになっていることでしょう。

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[ 2008/05/17 11:11 ] 登山の話 | TB(0) | CM(8)
☆kinkachoさん

もう 手遅れでしたか。
大菩薩嶺から奥多摩まで 静かで快適な縦走路があるそうです。
機会があれば行ってみたいと思っています。



☆IKさん

屋久島3回というのは凄いですね。
仕事仲間の間では 屋久島の登山を「ドサまわり」と呼んでいます。
相当な回数行きましたが いつ行っても宮之浦岳はきつい山です。
せめて 縄文杉コースは何回行っても好きなのが救いです。

丹沢の防鹿フェンスの内と外が ササの背丈が 見事に段差になっていたのが 印象的でした。
原油高騰や米高騰 穀物不足に陥って 鹿を食す日が来たりして…。

[ 2008/05/27 02:34 ] [ 編集 ]
 こんにちは。 
 四国の山は行ったことがないのですが、気持ち良さそうな稜線ですね。今度地図を買ってきて見てみようかな。
 実は四国の山と言うよりも大阪より西の山は屋久島ほか4ヵ所ほどしか登った事がありません。最も屋久島は好きで3回も行っているのですが。

 シカの食害は関東周辺もかなり進んでいます。丹沢は特にひどく土砂崩れも起き、またヤマビルが広がり冬の半年しか登りたくありません。アヤメで有名な櫛型山はアヤメが食べられ半減しています。尾瀬でも食害がでているようです。
 温暖化問題で森林保護がクローズアップしている時だけに、シカ対策をすぐにでもやってもらわないとやばいですよね。
  とりあえずシカにはかわいそうだけど、シカ肉って美味しいんだけどなぁ。
 
[ 2008/05/26 07:52 ] [ 編集 ]
あれは手出し無用
ニコさん、こんにちは。
雨空にやさぐれてるkinkachoです。六甲へ行くつもりだったのに。
「大菩薩峠」未完と知らず手に取って痛い目を見ました。最近、連合赤軍事件の映画を見たので「ふくちゃん荘」を確認したいかも…
[ 2008/05/25 06:08 ] [ 編集 ]
kinkachoさん
縦走路の大部分が 開放的な笹尾根で すごく気分の良い登山道でしたよ。
関西からも 意外に近いんじゃないですか。

話のネタに小説「大菩薩峠」を少しかじってみようと思ったら 
恐ろしく長い上に 未完の作品だそうですね。
もしかしてkinkachoさんだったら…読まれました?
[ 2008/05/24 00:21 ] [ 編集 ]
気持ち良さそう!!
ニコさん、こんにちは。
もっと峻厳なイメージがあったのですが、こりゃ縦走すれば楽しそうな稜線ですね。
「あ~、ここを弦之丞さまが歩いたのね…」と「鳴門秘帳」に浸りながら歩きたいかも…kinkachoは時代劇好きです。だから、大菩薩山嶺も行きたいと思ってます。
[ 2008/05/23 08:54 ] [ 編集 ]
いつもコメントありがとうございます。
全国的に鹿の被害が酷いですね。
昔 アメリカのどこかの国立公園で 同様の問題が発生し
銃を使って駆除を始めたところ 動物愛護の問題から批判が起こりました。
そこで 鹿が増えた原因は 人間が鹿の天敵 オオカミを滅ぼしたことに着目し
オオカミを野生に放して 現在は自然のバランスを回復させているそうです。

昔ヨーロッパでも同様に オオカミ キツネを減らしたために 
ネズミが大量発生し ペストが大流行。
当時のヨーロッパ全体の1/3の人口が死亡したそうです。

たかが鹿害と甘く見ていると 先で何が起きるかわかりませんね。
ただ オオカミを山に放されても困りますが…。


☆884Rさん 

笹原は各地で見られますが 四国の笹原の美しさは日本一だと思っています。
植生の純度が高く 他の植物があまり混ざらないのが特徴です。
ダニの話も聞きません。
関東からは遠いでしょうが 是非一度 訪れてみてください。


☆みいさん

天幕 宴会ヶ岳派のみいさんには 無人の山小屋のほうが お好みかもしれませんね(笑)
縦走路の途中には他に2つ 比較的きれいな非難小屋があります。
確かに三嶺の山小屋は新しいですね。

古いカッパが役に立って良かったです。
普通 山岳会の新人って 装備が新しいじゃないですか。
それが いきなり雪訓させられて 新品のヤッケが…。
泣かされてしまうのですよね。
 
[ 2008/05/20 12:18 ] [ 編集 ]
行ってみたいなぁ~^^
四国の山は好きです・・・0^^0
ホント、気持ち良さそうですね~^^ 縦走路・・・v-410
剣・三嶺山は、別々で登っていますが、やはり縦走がいいですよね~^^v
三嶺山の上の小屋も、確か、すごく綺麗だったと~^^
そこに泊まっても良いかなぁ・・・^^

しかし、v-109 も鹿の食害ですか・・・0--0

あっ!雪上講習の古い合羽のアドバイス・・・本当に有難うございました~v-436
最高に、役に立ちました~(笑)

[ 2008/05/19 09:25 ] [ 編集 ]
何度も繰り返し写真を見てしまうほど、綺麗な笹原の景色ですね。
山頂付近の池の写真も魅力的です。
個人的にかなり好みな山々です。

しかし山が崩れ始めているというと、鹿の被害は深刻ですね。
関東の山でも増え続けているようです。
奥日光や足尾山塊なんかでも、防鹿ネットをみかけます。
自然界の均衡を保つのは難しいもんですね。
[ 2008/05/19 02:13 ] [ 編集 ]
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