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礫岩偵察登山

岩壁
つぶていわと読みます。
標高300mにも満たない山ですが
国指定天然記念物「平戸礫岩の岩石地植物群落」に指定。
植生保護の観点から 登山道の無い山です。
今回の偵察登山で 安全の観点からも登山道は必要ないことを実感しました。

この山についての資料や情報は少なく 
山頂まで至ったという内容は見つかりませんでした。
以前 長崎の山岳会の方に聞いた時も
「植物の盗掘が」と口ごもっていらっしゃいました。

なぜ 偵察かと言いますと 今回はプライベート登山ではありませんでした。
登山について 安全と一定の成果が必要でした。

諸事情で 登山ルートについて詳細は控えさせていただきますが
今回 登頂は出来ませんでした。

ロウソク岩

登山道の無い山だという事で まずは地形図での確認です。
考えられるルートがいくつかあります。

最も可能性が高いと思われるのは 北から主稜線を辿る。
しかし 下から見上げてルートの観察が出来ませんし
その方向からの写真も有りません。
グーグルアースでも クリヤーな映像は得られませんでした。
よって今回は採用出来ません。
「一定の成果」と安全が得られない可能性が高いからです。

資料から察するに「一定の成果」が期待出来るのは主稜線を南東から辿るコースです。
それに元クライマーとしては 南向きの岩場を正面から突破してみたいものです。
ただしこれは 妄想の世界 
今回は安全に歩けるルートを探らなくてはいけません。
「岩場の直登出来ない場合 可能であれば岩場を巻きながらルートの弱点を探る。」
作戦を採ることにしました。

尾根には かなりしっかりとした踏み跡もあり 
藪コギというほどのものではありません。
天然記念物指定の標識もあります。
登山中 無風快晴状態にもかかわらず落石音が響いてきました。
かなりの規模だったと思われます。
恐ろしい記憶が甦りました。



以前 穂高岳の一般コースで 比較的規模の大きい落石に遭遇したことがあります。
ロッククライミング中の落石は 頭上から直線的に降ってくるので
落下方向の予想がつきます。

しかし 一般コースでの落石は 辺りのガレ場の岩まで巻き込んで落下し
規模も方向も 目の前に迫ってくるまで判りません。

上の方で カラーン ガラガラガラ と乾いた音が山中に響きます。
やがて 岩壁の上から 落石が落ちるのが見えてきます。
登山道上部のガレ場に落ちた岩が 斜面の岩を巻き込みながら流れ始めます。
落石音が 段々と大きくなりながら近づいてくるのです。
空にも 黒い岩が跳ね上がりながら こちらに飛んで来ます。
その怖さといったら 本当に足がすくんで動けなくなりました。
 
落石の音を聞いた瞬間に 本日のプランは決定しました。
岩場の基部には近づかない事です。
主稜線 岩場の正面に到達し やはり 登れる岩ではないことを確認。
落石の心配の無い所まで引き返し 青い海を見ながら お弁当を食べて下山しました。
青い海


☆この山に登ってみたいと思われる方へ
どんな事があっても 頂上岩壁の基部をトラバスしないこと。
尾根上の岩場もホールドの欠落にもご用心です。



さて 今回の偵察では 登頂の目処が立つ情報は得られませんでした。
限られた角度から 遠目に見る限り 簡単に歩いて登れるコースは見つかりませんでした。 

次に登山に行くときは 若干のクライミングギヤとロープがあると安心そうです。 
それからカヌーもあると楽かなぁ なんて考えています。
また 楽しみな山が一つ 見つかりました。


もう一つ ご報告です。
腕の怪我は 傷もふさがり 日常生活には 全く問題なくなりました。
今回の登山では 腕の保護にMTB用のプロテクターが役立ちました(笑)
そろそろMTBにも乗れそうです。

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[ 2008/03/02 00:06 ] 登山の話 | TB(0) | CM(5)
らに~たさん
多くの登山者は 平戸島に山があるなんて考えないでしょうし
場所的にも 観光地から離れた僻地で 
安易に人を寄せ付けない脆い岩山といった偶然が重なって
あまり人に踏み荒らされないままで残っていたのだと思います。

今回は チャレンジャーな登山グループのお客さんの為に この山を選びました。
少々遠出だったし 藪の中ばかり歩いて 景色も登頂も無かったという訳にはいかず
お客さんの安全を確保しつつも 納得できる成果が必要だったのです。
結果的に下見登山ということになりました。
プライベートなパーティーで ダメ元でトライすれば登れたかも?

しかし僕自身も 登頂へのこだわりは あまり無い方なので 
きれいな海と迫力ある岩壁を見ただけでも かなり満足な登山でした。

[ 2008/03/05 01:42 ] [ 編集 ]
こんにちは☆
ニコさん、
こんにちは☆
わ~300mにも満たない山なのに
登山道が確立されてなくて・・・
自然ってやっぱりすごいですね。
そんな山だからこそ、登ってみたいと思われる方もいて。。
ニコさんは、その下見に行かれたのでしょうか・・・
記事を読ませていただいて
山の感じがとても伝わりました。。。。
腕の方、よくなられてよかったです♪
[ 2008/03/04 14:20 ] [ 編集 ]
復活間近です!
☆ガハクさん

今どき こんな低山で 冒険が楽しめる山が残っていたなんて 僕もびっくりしました。
また 九州へ行く口実を見つけて 登頂を目指したいものです。

そろそろ乗りまっせ!
オープン戦も始まったことだし(トラの季節) 
ライバルはハンドルにぶら下がったと聞くし
夏に向けて 例年になく やる気満々です!



☆みいさん

この前テレビで見たのですが 
人間の頭の硬さは 何と 植木鉢程度だそうです。

植木鉢と言えば 小学生の頃 アサガオの観察の教材として購入
簡単に割れてしまい それ以 来植木鉢=こわれ物とインプットされていたので 
随分 ぞっとする話でした。
ヘルメット かぶろ~っと!

[ 2008/03/04 04:10 ] [ 編集 ]
登頂していないのに、納得と迫力あるレポ・・・
でも、本当に落石は怖いです・・・0--0
一般ルートでも可能性のある場所は、ヘルメットかぶりたいですゎ・・・

全快・・・良かった~ひと安心^^・・・にポチっ
[ 2008/03/03 17:24 ] [ 編集 ]
日本にも変わった山があるものですね。
道なし、情報なし、とは。
山の落石はほんとに怖いですね。わたしもぞっとしたこと何度かあります。

全快!ですか。よかったー!いや早かったですね。もともと丈夫なのか、、、。
これでMTBも解禁、『山乗りライダー復活!』ですね。おめでとうございます\(^o^)/
次はライディングレポート待ってるぜ、アニキー(^^)v
[ 2008/03/03 00:47 ] [ 編集 ]
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