基本呑気な生活を送っている身ですから
少しだけスケジュールがタイトになると 一杯一杯になってしまいます。
そんな訳で ブログ更新も滞りがちなこの頃ですが
こんな時は 大自然に流れる悠久の時に 我が身を漂わせてみたいものです。
鹿児島県の屋久島に 5月下旬 数日行ってきました。
赤い蕾と白い花。
屋久島のシャクナゲは鮮やかです。
いつもの様に今回も少々雨に降られました。
木々の根元を覆うふかふかした苔は 水を含み元気そう。
樹齢7200年とも言われる縄文杉に代表される
悠久の森が広がります。
そんな屋久島の森は 今ちょっとしたブーム。
経済活動の主戦場と化しています。
世知辛い森になっていました(涙)。
僕も 人の事をとやかく言える立場ではありませんが。
5月末には ミヤマキリシマを求めて 熊本県の阿蘇山へ。
いつも噴煙を上げ 迫力満点の活火山ですが
交通の便も良く 誰でも手軽に その雄大な自然を楽しめます。
阿蘇山を歩くと そこには悠久の時が刻まれた光景が広がります。
阿蘇山は外輪山に囲まれたカルデラと呼ばれる地形が見られます。
一説には その外輪山のサイズから
かつての阿蘇山は6000m級の山だったとも言われています。
山の中なのに 砂丘が広がる不思議な地形は
地上絵で知られる ナスカ高原を思い出させる光景です。
稜線や砂千里で 火山にしては不思議な堆積岩の地層に出会います。
何と 阿蘇山は海底が火山活動によって隆起した山だったのです。
海底が標高6000mの山となり
そして その殆どを吹き飛ばして 今日の姿になった阿蘇には
とんでもない 悠久の時が流れていました。
観光地と化している阿蘇山ですが
実は 大自然の息づかいの詰まった玉手箱。
お勧めの山ですよ!
日々の忙しさ…
そんな事は 一瞬にも満たない 小事ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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